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写真は12枚あります

〔ドブロヴニクからサラエボへの順番にします〕

サラエボ発ドブロヴニク行きのバスです。サラエボからモスタルに向かう
途中の山道で一度休憩がありましたので、そのときに撮影したものです。

ドブロブニクを出たバスは、しばらく海岸沿いに走った後、内陸に入ります。
ボスニアとの国境の手前にあるこの地域では豊かな農業が営まれているようです。

上の写真とよく似ていますが、こちらはサラエボからドブロヴニクへ向か
うバスから撮影したものです。こちらのほうがモスタルに近い場所――
もしかするとボスニア国内かもしれません――での撮影だと思います。

クロアチアとボスニアとの国境です。それほど厳重ではありませんが、警官
(それとも国境警備隊?)がバスに乗り込んできて、ひとりひとりのパスポー
トをチェックしていきますから、EU内の国境のようなわけには行きません。

というわけで、国境を越えて川沿いの道をしばらく走るとバスはモスタルの
バスターミナルに到着します。上の写真の手前はバスターミナル、向こう側
が鉄道駅です。駅のほうは、一見、ガラス張りのきれいな建物ですが、中は
照明も消えていて、ごみが散らかり、いたるところに落書きがある、という
具合で、まるでゴーストタウンの駅です。私はこのなかでSFORの兵隊に会い
ましたので、別に危険ではありませんでした。バスのチケットはこの写真で、
一番手前の奥にあります。ちょっと目立たないところにありますので分かり
にくいです。SFORの兵士に質問したところ、敬礼されて、「日本から来たの
か。俺たちはスペインからだ」とか言いながら握手の手を差し出してきまし
た。生まれてはじめて兵隊と握手しました。並んで写真を撮っておけばよかっ
たとかなり後悔しています。惜しいことをしました。

ネレトヴァ川に面して立つホテルだったはずです。川を挟んで戦いましたか
ら、ぼろぼろになってしまっています。クロアチア人側にもちょうど向かい
合う恰好でホテルが建っていますが、こちらは真新しいホテル――子供の乞
食に囲まれてしまったために写真はありません――でした。

左に見えるのは上のホテルです。最前線でしたから、建物はどれも真新しいか
ぼろぼろのどちらかです。中途半端はありません。それはともかく、山がすぐ
そばまで迫っていますから、サラエボ以上に戦略的には最悪の条件です。

この建物の後ろがクロアチア人地域です。これで分かる
ように、モスタルは全方向から攻撃されました。

これは博物館だったのではないかと思います。砲撃の跡がありますし、
覗いたところでは内部は火災にあっています。ともかく、モスタルには
無事な建物は一軒も、文字通り一軒もなかったのではないでしょうか。

モスタルからサラエボへと、バスターミナルを出てすぐのバスから撮影し
たものです。屋根がなくなっているということは燃えたということです。

モスタルとサラエボの中間近くです。小さな集落なのですが、真新しい墓地が痛々
しいです。サラエボ・モスタル間では、至るところで真新しい墓地が目に付きます。

トラムの線路が見えますから、バスの旅もあと少しです。スナイパーストリートの西端です。



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